念願の(懸案の?)日本語情報

2018年3月23日 § コメントする

一昨年あたりから、少しずつ日本国内でのお仕事をいただくようになり、たくさんの方から

「日本語での情報はどこにありますか?」

というお声(課題)をいただいていました。

 

ひとつ目の懸案は、弊社の情報がない!という件。

インターカルチュラリストという会社をアメリカのミネソタ州で登記して経営していすが、創立以来、ほぼアメリカ国内のクライアントと仕事をしてきました。そのため、会社ホームページはずっと英語のみ。これでは、日本のみなさんにはなかなか親しみを持っていただけませんよね・・・。

もうひとつの懸案は、異文化感受性に関するリソースがない!という件。

IDC in Japanese

「何かいい本を紹介してください」

と言われることも少なからずあります。が・・・。ない。というのが現実。日本語で書かれたもので、

読みやすいもの(研究論文ではないもの)となれば、残念ながら私の個人ブログしかありません。と、お答えするしかないのが現状です。

異文化感受性という言葉自体が、普段使う日本語の語彙にありませんものね。

 

と、いうことで。

このふたつの懸案、どうにかしなあかんやろ。と、今年は腹をくくりました。まず、弊社のホームページのデザインを一掃することにしたのを機に、念願の日本語ページをつくることとしました。現在のところはまだまだ少ない情報量ですが、これからも少しずつ追加していく予定です。基本的な情報をまずアップしましたので、どうぞ見てやってくださいまし。

http://www.interculturalist.com/japanese/

 

異文化感受性に関してのリソースについては・・・、もう少し時間はかかりますが、

本にします!hand-laptop-notebook-typing.jpg

 

(あー、ゆうてもたでー。)

現時点では、全体の構成と、冒頭部分ワード文書5ページ分しか書けていませんが、ちょっとがんばって書いてみます。

ときどき、

「がんばってる~?」「書いてる~?」

と、応援がてら訊いていただければ励みになります。よろしくお願いします。

 

書き終わったら早くリソースとしてアクセスしていただけるようにしたいので、自主出版でもさくっと出すつもりですが、日本の出版社から出せるかもよ~、紹介してあげるよ~、という方がもしいらっしゃれば、お力添えをいただければ光栄です。

 

 

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雪国ミネソタより、新年のご挨拶

2018年1月10日 § コメントする

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2018年、あけましておめでとうございます。

・・・ちょっと新年のご挨拶が出遅れましたが、

『異文化感受性を育てるブログ』

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

ミネソタでの年末年始は、やはり日本で過ごすのとは勝手が違い、少し寂しいものですが、「柿」を売っているのを見つけてきたり、

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「アジアン梨」を見つけてきたリして、

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気分を盛り上げていました。

今年も、アメリカで、日本で、そしてその他の国でも(?)、異文化感受性教育を広めていくために、日々精進いたします。どうぞ、お導きのほどをお願い申し上げます。

メーカー亜希子

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Bonbon Luncheon (ぼんぼん・ランチョン) 岡野由美 出版記念 ランチパーティー!

2017年11月10日 § コメントする

カトリーヌ・ボンボンがあなたに贈る、愛と勇気のメッセージ本ができました!

日本語&英語の対訳で、日本へ、世界へ贈る、ユニークなバイリンガル・メッセージ本です。著者の岡野由美さんを囲んで、ご一緒に美味しいランチをいただきながら、愛と勇気が湧いてくる楽しいおしゃべりをしにいらっしゃいませんか?

さらに詳しい情報は、こちらのリンクから!

岡野由美 出版記念ランチパーティー

オーケストラの内と外のダイバーシティ ~「歓迎する」の妙~

2017年11月6日 § コメントする

セントポール室内管弦楽団に、研修&コンサルティングに入っています。

え?異文化感受性とオーケストラに何の関係があるの?

と、思いますよね。

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これが大アリ!

異文化感受性を育てることで、オーケストラのパフォーマンスをUPする!

・・・そんな取り組みなのです。

 

オーケストラと言っても、ただステージに立って楽器を奏でることだけが仕事ではありません。舞台裏にはたくさんの仕事があるんですよ。オーケストラの内なる多様性・・・。例えば、オーケストラという組織には、どんな役割の人たちがいるのでしょうか?

 

ミュージシャン

コンサートの舞台裏スタッフ

組織経営陣

組織スポンサー

個人パトロン(会員)

地域コミュニティのパートナー団体

等々・・・

 

たくさんの役割を、たくさんの人たちが担って、運営されています。オーケストラとは、多様な人材が協働している、とっても複雑な組織なんですね。

 

・・・ということは。

多様な価値観、

多様な専門性、

多様な働き方、

多様な個性、

これでもかーっ!というほどの多様性が存在しています。

ミュージシャンの中をとって見るだけでも、担当楽器により個性があり、ミュージシャン間のヒエラルキー(序列)もあり・・・。

だからこそ、お互いの立場や役割を尊重し合いながら、価値観のすり合わせを行い、よりよりパフォーマンスをお客さんに提供するために、ひとりひとりの高い異文化感受性が求められるわけです。

 

そして、セントポールという街を本拠地とするこのオーケストラ。

地域との豊かなつながりを築いていきたい

という素晴らしいビジョンを持っています。

そのためには、セントポールという土地柄を知る必要がありますね。ミネソタ州の州都であるというだけでなく、移民人口がとても多い居住地域なんですよ。・・・と、いうことは。

多文化コミュニティ。

オーケストラの内側だけでなく、彼らを取り巻く周りのコミュニティにおいても、人と文化の多様化がどんどん進んでいるのですね。

そんな地域コミュニティとの関りを築いていくためには、組織としての異文化感受性が問われます。

「どんなコミュニティの人がコンサートに来ても、歓迎されているな、と感じてもらえるような場をつくりたいの」

と、コミュニティ・マーケティングの担当者は話してくれました。

「例えば、モン族の人が来てくれたときなんかにね」

と。

 

私から彼女に投げ掛けた問いは、

「あなたが歓迎されているな、と感じるのは、どんなとき?」

「モン族の人が歓迎されているな、と感じるのは、どんなとき?」

 

多様性の中においては、「歓迎する」という概念は同じでも、「歓迎の気持ちの表し方」「歓迎の気持ちの受け取り方」は、異なる可能性が高いのです。

私が歓迎されたい方法で、相手を歓迎すれば良い。

という、ゴールデンルールでは、気持ちがすれ違ってしまう・・・下手をすれば誤解を生んでしまうこともあるのですね。

そのことに気が付かなければ、オーケストラの「歓迎したい」という気持ちは相手に受け取ってもらえず、空回りしてしまいます。

 

彼女に出した宿題は、

「歓迎しよう」とする前に、コミュニティの中に出かけていって、「歓迎されて」来てください。

 

さてさて。これからが楽しみです。

 


 

参加者募集中のプログラム(11月~12月 日本開催)

 

 

 

 

 

金融サービスと異文化感受性

2017年10月6日 § コメントする

どんな関係があるの?・・・って、思いますね。

それが大アリなのです。

異文化感受性を育てることで、なんの得があんの??

という質問の返答は、何通りもありますが、その例として、今日は普段のお仕事例をひとつ、ご紹介したいと思います。

IDC in Japanese

今週は、ある金融サービス業界のフォーチュン500企業に、お仕事に伺っていました。目玉は、異文化感受性アセスメント(IDI)認定セミナーを実施したこと。

以前もこのブログに書きましたが、私は自分自身がIDI認定アドミニストレーターであるだけでなく、新しいアドミニストレーターをトレーニングし、認定する役割も担っています。そのIDI認定セミナーには、2通りの開催ルートがあります。ひとつは、誰でも参加申し込みのできる

「パブリック認定セミナー」

そして、もうひとつは、一つの組織が自組織内で20名以上の参加者を持つ場合に開催をリクエストできる、

「プライベート認定セミナー」

です。今回の金融サービス企業は、この「プライベート認定セミナー」を開催したわけです。

 

プライベート認定セミナーの数は多くはありませんが、私は独特の面白さがあり大好きです。何が面白いのだと思いますか?

 

それは、参加者全員がひとつの組織に属しているため、

異文化感受性を育てよう!という取り組みが、その組織の経営戦略に密着している

からです。

 

今回のクライアントの場合、3年前からいくつかの新しいミッションを掲げ、CEOを含めるトップ経営陣が先頭に立って、精力的に組織変革をおこなってきています。ミッションを3つほどご紹介しましょう。

 

1.才能を多様化する。

同じような知識やスキルを持った人材ばかりを採用するのではなく、様々な文化的バックグラウンドや様々な才能を持った人材を採用し、活用できる組織となるということです。ちなみに、

異文化感受性の低い採用チームは、多様な人材を採用する力が低い

ということが、すでに調査でわかっています。(ひゃぁ~、えらいこっちゃ、でしょ?)

 

2.顧客層を多様化する。

この企業は、創業以来つい近年まで、ある特定のグループに属する顧客を対象として、非常に特化した金融サービスを提供してきました。ここにきて、企業の社会的責任として、そしてそもそも企業としての存続のため、対象とする顧客を拡大する必要が出てきたのですね。

異文化感受性の発達が不十分な人材は、多様な顧客層・顧客タイプに対しての営業力が低い

ということも、わかっています。(ひゃぁぁぁ~~~。)

 

3.インクルージョンの組織文化を育てる。

多様な人材を採用・活用し、多様な顧客を獲得していくためには、組織文化(組織の経営方針や構成等の様々な要素を含む)がインクルーシブである必要があります。多様な人材が自分らしく働ける、すなわち、自分のアイデンティティを尊重されながら、自分の才能を伸ばし、組織のパフォーマンスに貢献できる、そのための土壌を持っていなければならないのですね。

異文化感受性の高い人材は、多様な同僚たちと良い関係性を構築することができ、

異文化感受性の高いマネジャーは、部下により強い信頼感を与えることができる、

ということも、わかっています。(すごいでしょ~~~?)

 

今週のプライベート認定セミナーを経て、自社内に23名のIDI認定アドミニストレーターを擁することになった、このクライアント企業。これからのさらなる組織変容が楽しみです。

 

異文化感受性開発とか、ダイバーシティ(多様性)とか、うちの会社には関係ないよね。

と、感じている経営者も多いものですが、組織の将来性生産性、そしてどんな業界においても、そのパフォーマンスに、大きな影響を与えているんですね。

 

あなたの組織の異文化感受性、育てませんか?ご相談ください。

 

 

現在お申し込み受付中のプログラム

 

~あなたの中にすでにある「内なる多様性」の声を聴く力~
ココロインテリジェンスを育む勉強会(ミニミー編) 12月12日(火)

リフレッシュ&リチャージ!異文化感受性を育てる2Dayワークショップ 12月8~9日(金・土)

しょーもないことに付き合ってくれる間

2017年9月29日 § コメントする

「NRT・・・・成田!」

「MCD・・・・マクドナルド!」

とかってね、やらずにいられないんです。

 

なんの話かというと、車を運転中のひとり遊び。

 

ミネソタの車のナンバープレートの多くは、アルファベットが3つ入っています。

その3つのアルファベットを頭文字のように見立てて、言葉を連想するんですよね。

 

今日、高校のサッカー部の練習が終わった長男を、車で迎えに行った帰り道。

せっかく迎えに行ったのに、黙って助手席に乗りこんで、

「お疲れさま」

と言っても、

「うん」

とだけ返事して、視線は自分の携帯の画面に落としたまま。

私が持って行ったサンドイッチを黙ってパクパク。

Akiko and Noa on Thomas

こんな頃もあった~。かわいかった~。(今もかわいいけど。)

私も黙って運転しながら、赤信号でストップしました。

私たちの前に停まった車のナンバープレートに目がいく私。

 

PPY・・・・

 

「ポパイ!」

と、大きな声で私が言うと、

長男は驚いて携帯から目を上げ、私の顔を見、前の車のナンバープレートを見、

にこっと笑って、「うん」と、頷いてくれました。

 

心の中では、

ほんまにママはアホなことで喜ぶなぁ、

と呆れている部分もあるのだと思いますが(長男は関西弁では考えませんけれど)、

こうしてくだらないことに付き合ってくれている間は、

ぶっきらぼうなこの子も、大丈夫、って思えます。

 

 

相手にとって、どんな存在でありたいか。

2017年9月26日 § コメントする

仕事をする中で出会う人たち。

出会って、ご縁が深まる人も、

出会っても、別の道を進む人も、います。

 

会社という形をとって仕事をするようになってから、

来月で8周年を迎えます。

この8年で、自分でも成長したなぁ、と思うところもあり、

まだまだ未熟でこれから先は長いなぁ、と思うところもあります。

IMAG0539

 

これまでの道のりで、

自分自身のスタンスとして一貫してきたことがあります。

 

それは、相手にとってどんな存在でありたいか、

ということ。

 

コンサルティングも、コーチングも、集合研修も、

対クライアントのサービスです。

クライアントの生活や仕事の中まで

垣間見るような仕事になることも多いもの。

 

クライアントにとって、どんな存在でありたいか。

それは、

「一緒に仕事をしたい、と思われる存在」

これです。

 

私は、自分自身の仕事の専門性には自信を持っています。

新しいナレッジの収集や、洞察、分析する力にも自信を持っています。

クライアントの成功や幸せを思う気持ちは、海より深く、

クライアントの成長への信頼は、空より高く、

クライアントを目いっぱい愛しています。

 

ただ、そんなことは、すべてプロとして、私が当然持っているべき資質。

 

相手には、何が、どう、伝わっているのか。

それは別問題。

 

相手は人間。

一緒に居て、安心できるか。

自分の話を聞いてもらいたい、

相手の話を聞きたい、

と思うか。

一緒に居て、楽しいか。

一緒に居て、自己肯定感が上がるか。

一緒にいて、自己効力感が上がるか。

 

そんなようなこと。

クライアントとなる人たちは、

こういった「共創する力」を私が持っているかどうか、

しっかりと見ているんですね。

 

その上で、

「あ、この人となら仕事ができる」

と、思ってもらえるとき、私は最高に嬉しい。

 

世の中すべての人と一緒に仕事ができるわけでもなく、

すべての人に気に入ってもらえるわけでもなく、

「一緒にやろう」

と言ってくれるクライアントがいるからこそ、

私たちの仕事は成り立っているのだから。

 

これからも、もっと多くの人に、

「一緒に仕事をしたい、と思われる存在」

となれる自分になりたいと思います。


 

一般お申し込み受付中のプログラム~

リフレッシュ&リチャージ!異文化感受性を育てる2Dayワークショップ(12月8~9日)

9月いっぱい、早割価格です。⇑

 

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