異文化感受性をひも解く勉強会(2019年秋、2回開催!)

2019年9月5日 § 2件のコメント

〈開講日時および会場〉

大阪 9月23日(祝)10:00~15:00 会場は大阪梅田駅から徒歩すぐ

東京 9月29日(日)12:30~17:30 会場は六本木駅から徒歩すぐ

根本にあるテーマは、

❤ わたしを生きる ❤ わたしを活かす ❤

異文化感受性について学び、育てることで、よりよく「わたし」という人生を生きましょう。そしてその結果として、よりよく「わたし」という存在が、そして「わたし」の働きが、世界のために活きることになります。

よりより「わたし」がよりよい「世界」に働きかける、そんな力(キャパシティ)を広げる取り組みが「異文化感受性を育てる」ということ。ご一緒にいかがですか。

ところで、そもそも・・・?

異文化感受性ってなんでしょう?「異文化」って、そもそも何だ?

異文化を「外国文化」と捉えるのではありません。

「異文化=自分と異なる存在」なんですね!

異文化感受性とは、自分と違う存在と上手に意思疎通し、

よりよい人間関係を育てていく力。

小手先の会話テクニックを覚えるのではなく、

どんな人とでもよい関係をつくっていきたいと

自然に思える自分になれるとしたら・・・?

そのためにできることってなんだろう・・・。

勉強会の前半は「異文化感受性とは何か?」を知る基礎編、後半は「異文化感受性発達理論」を学び、自分自身の生活や仕事にどう活用していくのかを探る応用編の、二部構成で学びます。

理論を学ぶ、というと、少し堅苦しく感じますか?ご心配なく。勉強会は、レクチャー形式ではなく、楽しみながら参加者全員で学習の場を創る、参加型ワークショップです。頭と心と体を使って、文化とは何か、異文化とは何か、多様性とは何か、という基本の概念から丁寧にひも解きます。集大成は、『異文化感受性発達理論』を理解し、自分自身のために活用していくヒントを手に入れること。難しそうに聞こえる理論も、具体例を交えながら学べば、身近な「使えるツール」になりますよ。

初めましての方も、ぜひコワがらずに(笑)お越しください。英語と関西弁のバイリンガルが、オモシロオカシク、しっかりお迎えいたしますから。安心安全な場を皆でつくり、楽しく学びましょう。

異文化感受性をすでに学び始めていらっしゃる方も、ぜひこの機会に復習にいらっしゃいませんか?きっと新しい発見がありますよ。2度目、3度目、4度目だからこその、基本から学び直す価値があります。

〈対象者〉

異文化感受性って、何だ~?

という方も、

また基本から復習したい~!

という方も。

〈受講費〉

2万3000円(各会場とも同額)

〈講師〉 

メーカー亜希子

米国LLCインターカルチュラリスト代表

〈勉強会内容〉

ワークショップ形式で、講師と受講者が共に学びの場をつくる、というスタイルです。

1.異文化感受性って何?をひも解く基盤をつくります。文化って?異文化って?多様性って?言葉のひとつひとつを丁寧にひも解くことで、しっかりとした理解を築きましょう。

2.異文化感受性発達理論を学びます。難しそうに聞こえる理論も、具体例やたとえ話を使えばよくわかりますよ。

3.仕事や日常生活の中で、「異文化感受性を育てるためにできること」「異文化感受性を育てることでできること」、全員での対話の中でヒントを手にしてから帰りましょう。

というステップで進めます。安心安全に、楽しく、刺激的な学びの起きる場となるようファシリテートしますので、異文化感受性について知りたい、または復習したい、という方は、ぜひいらっしゃってくださいね。

〈お申し込み方法〉

info@interculturalist.com まで、メールにてお申し込みください。メールの件名に「異文化感受性をひも解く勉強会受講申し込み」と記載の上、

①お名前、②電話番号(緊急連絡時のみ使用)、③東京もしくは大阪の会場のご希望、の3点をお知らせください。追って、受講費のお支払い方法のご案内および、詳しい会場情報をお送りします。

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異文化感受性にアンテナの立っているプロコーチのみなさん、声を聞かせてください。(質問項目は2つだけのアンケートです。)

2019年1月25日 § コメントする

メーカー亜希子より、
日本語話者のプロコーチのみなさんへのお願いがあります。

ご興味があるかどうか、聞かせてください!

今年2019年上半期中に、


プロコーチにとっての異文化感受性の大切さについて学び、
国際コーチ連盟(ICF)のコーチ継続教育単位(CCE単位)を
一気に17.5単位取得したい方は、いらっしゃいますか?


(しかもそのうち15単位はコアコンピテンシー(CC)単位! 残る2.5単位はリソースディベロップメンント(RD)単位です)

(もちろん、ICF会員ではないコーチの方、CCE単位は必要ないコーチの方でも、まったく問題なくご参加いただけます。)

実は昨年、満を持して、
Intercultural Institute for Master Coaches(IIMC)
(アイ・アイ・エム・シーと読んで/呼んでください)
というプログラムをICF‐CCE認可プログラムとして、
初めて開講しました。
英語でのプログラムページを参照されたい方は、
こちらからご覧ください。
https://www.interculturalist.com/iimc

初開講はアメリカで、英語での開講したが、
ICF認可を日英の両言語で開講できるように取得してありますので、
せっかくだからというのも少しおかしいですが、
認可の期限中にぜひ日本でも開講したいと思います。

世界中のどこへ行っても、同様の学習ができるプログラムはありません。

  • 異文化感受性がコーチングにどのような影響を与えるのか
  • 異文化感受性が未発達であることで、あなたのコーチングコンピテンシーにどのような制限がかかっているのか
  • どうすれば自分自身の異文化感受性をさらに発達させ、さらにマスターフルなコーチとなることができるのか

ご一緒に学びたい方、
興味あるよ!日程が合えば参加したいよ!
という方の人数をまず知りたいです。

プログラム名に「マスター」という言葉が入っていますが、
マスターコーチ認定者のみが受講者対象だという意味ではありません。
マスターフルなコーチを目指す本気のコーチ向け、
という意味として受け取ってください。
コーチならどなたでも受講者対象になります。

プログラムのスケジュールとしては、
金曜日の午後からスタートし、日曜日の夕方までをイメージしています。
下記のアンケートフォームで、現時点での、日本でのIIMC開催可能な日程を挙げています。
ゴールデンウィーク中に開講するという選択肢以外は、
すべて金曜日から日曜日の設定です。
参加するとしたら、ご参加可能日程について教えてください。

あくまでも、みなさんのご興味を伺いたい段階ですので、
このアンケートにお答えいただいたからといって、
必ず受講していただかなければならないというわけではありません。
ご安心してご協力いただければ嬉しいです。

選択肢として挙げている日程は、

3月15~17日
4月5~7日
4月27~5月6日(ゴールデンウィーク中)
5月10~12日
6月7~9日
6月14~16日

です。
アンケートフォームからの
みなさんのフィードバックを心から、心から!お待ちしています。

お知り合いのコーチでご興味をお持ちいただけそうな方にも
共有をしていただけましたら光栄です。
Facebook上でのシェアも大歓迎です。
どうぞよろしくお願い致します。

「すでに素晴らしいコーチ」が「さらにマスターフルなコーチ」になるための
唯一無二のプログラムです。
ぜひ、ご協力ください。

正直に申し上げれば、日本語話者プロコーチのコミュニティの中で、
一緒に異文化感受性を開発しましょう、
という仲間がどれだけ手を挙げてくださるのか、
ドキドキしながら待っています。

受講料は、15万円(暫定)を目安としてご検討ください。
受講料には、

  • IIMCプログラム参加費
  • IIMCプログラム資料代
  • 異文化感受性アセスメント(IDI)受験料
  • IDI個人プロファイル資料
  • 後日個別に受けていただけるIDI個人フィードバックのセッション料金(メーカー亜希子との60分の個人セッションです)

が、すべて含まれます。

開催会場などの諸経費にかかる費用を考慮の上、受講費は後日確定します。
なお、宿泊される場合の宿泊費や、
懇親会費などは、受講料に含まれません。

最小催行人数は、6名を検討しています。定員は12名と考えています。後日募集開始後に受講希望者多数となった場合は、本アンケートにご協力くださった方を優先的にお受けしたいと思います。

開催地は東京エリアを第一候補として検討します。
そのほかの地方での開催も、受講者人数が6名以上集まればご相談にのります。

異文化感受性についての情報は、私の日本語ブログ
『異文化感受性を育てるブログ』をご参照ください。
https://diversityintelligence.wordpress.com/

私がアメリカで経営しているコンサルティング・コーチング会社については、
弊社のウェブサイトをご参照ください。
https://www.interculturalist.com/japanese/

収穫しない仕事

2019年1月23日 § コメントする

ここ数回のブログ記事は、「未来に続くD&Iデザイン」というテーマで書いています。
今日は別のお話でひと息入れたいと思います。と言っても、発達段階理論と関係のあるお話ではあります。

それは、『収穫しない仕事』について。

私は、異文化感受性アセスメント(IDI)を使って仕事をしたり、学術研究をしたい方たちが学びに来る、IDI認定セミナーの講師もしています。IDI認定セミナーには、パブリックセミナーといって、どなたでも受講できる認定セミナーの場合と、プライベートセミナーといって、一つの組織内の受講者が一定数以上いる場合に限り、その組織に出向いて行って認定セミナーを実施する場合があります。

先日は、プライベートの認定セミナーの要望をいただいて、コロラド州デンバーまで出かけていきました。そこでの受講者のみなさんとね、たくさんのお話をしたわけですが、とっても思い出に残る出来事がありました。

それは、受講者のお一人からのある質問から始まりました。多様な学生たちの集まる大学のキャンパスを、よりインクルーシブに、すなわち学生たち誰もがイキイキと学べる、教職員も皆がイキイキと力を発揮できる、そんなキャンパスにしたいと、情熱を持っている教職員の受講者ばかりでした。その中から溜息のように、もしくは見えないところで沸騰している熱湯から思わず噴き出した湯気のように、私に投げられた質問は・・・

「イライラしませんか?」

なんの話だったと思いますか?

人を育てる立場にある受講者のみなさんが、同じ「人を育てることを仕事としている」仲間の私に対して、救いを求めるように投げかけた質問でした。

異文化感受性発達理論に沿った教育について、ディスカッションをしていたときでした。相手は学生であれ、同僚であれ、上司であれ、家族であれ、誰もが学びのプロセスの途中にいるのだ、さらに育っていく存在なのだ、という立場をとるのが発達段階的アプローチです。異文化感受性発達理論に関して言えば、発達段階が大きく5つの段階に分けて説明されています。誰もがそれらの段階を一つ一つ学び、たどって、成長していくわけですが、ひとつ知っておかなければならないことがあります。それは、

発達段階をスキップすることはない、

ということです。ある段階をとばして、先の段階に進んでしまう、ということはできないのですね。おもしろいですね。ただ、意図的に学習を進めることで、停滞することなく、段階をよりスムーズに通過していくことは可能です。そのための研修やコーチングを私はしている、と言っても過言ではありません。

と、いうことは、まず前提として、教える側の私たちは、常に(常に、です)自分自身の発達に取り組んでいなければなりません。

なぜなら、自分自身の発達段階が、直接(直接、です)自分の学習者にどのような学習機会を提供できるか、というキャパシティを決定づけるからです。要するに、自分が自分の発達に胡坐をかいて、他人の発達についてどうこう言えるかいっ!ということです。そして、自分自身が今いる発達段階までの発達サポートしかできない、ということです。

まず顕著なのは、自分自身の発達が不十分な教育者側の人(講師、教師、コーチなど)は、待てないのです。異文化感受性発達理論で言うならば、受容の段階までの異文化感受性では、

「学習者の発達を待つ」

ということが、時に悶絶するほどに苦しかったりもします。悶絶しないまでも、

なんでわからないかなぁ~、もう!

と、ちょっとイライラするんですね。それはすなわち、

早くここ(自分のいるところ)まで来いよ!

という、焦り。その中には、発達段階をとばしてでも来ればいいのに!という無理難題を含んでいることが往々にしてあります。ある意味、横暴ですね。

でもね、とってもよくわかるのです。痛いほどわかります。先生方は、世の中を良くしたい、と思っているのですよね。そのために、若者たちに素晴らしい教育の場を提供して、社会に貢献したいのですよね。だから、イライラしちゃうんです。早く成果を見たいんですよね。

・・・それで、「収穫」の話になったんです。私はこうお話ししました。

私も人間ですから、自分が仕事に参加した畑の収穫物を見たいです。できることなら。畑を耕して、種をまいて、水をやって、肥料をやって、見守った畑の収穫なら、私もその恩恵に与かりたいとも思います。出来た野菜や果物なら食べてみたいし、花を育てたなら、その花を飾って愛でたい。でも、人は違います。人を育てるというプロセスにおいては、私の人生の長さでは収穫の時まで見届けられないことが多いのだと思っています。なにしろ、私自身もまだ成長の途中で、自分自身でさえ収穫に値する果実になるところまで、至っていないのですから。私が研修やコーチングで関わり合う機会をいただいたみなさんに、私は私にできる限りのサポート(畑仕事)をしたいと心がけています。でも、哀しいかな、収穫?収穫しようなんて、そんな贅沢なことはもう思っていません。どんな実がなるのか、どんな花が咲くのか、垣間見られたらいいなぁと、いつもひっそり願ったりしますが、収穫しようとは、もう思わないのです。収穫のためにやっていたのでは、この仕事はできませんから。自分の手で収穫できなくても良いのです。

私も覚悟を持って人生かけて仕事をしています。あまりに真剣にお話をしたので、ちょっと鬼気迫った感があったのかもしれません。みなさん、しーんとなって、耳を傾けてくださいました。その後、場を少し和ませようと、

まぁ、そんな私でも、やっぱり人間ですからね~。セミナーの感想シートに「こんなところが良かったよ~」なんて褒め言葉を書いてもらえると、嬉しくって次の日からもがんばろう!って思えるのよね。なんて、言ったのです。そして・・・

その日の感想シートに、受講者の一人が描いてくれたメッセージ、それが写真の絵です。

「The Harvest(収穫)」

2日半のセミナーでしたが、密で濃厚な学びの時間の中でみなさんが手にした収穫を、私に共有してくれたのだと、そんなふうに受け取りました。いや、ほんまに、泣きました。

異文化感受性豊かな、平和な世界を育てる。

そのために仕事をしています。その大きなビジョンにおいての収穫は、私の短い人生と微々たる貢献では見ることはないのでしょう。でも、日々の仕事の中で、フィードバックとしてくださる肯定的な言葉は、やはり力になります。役に立ったよ~!と、言ってもらって、私はまたはりきっちゃうわけです。

昨年12月に帰国していた際に、いくつかの教育機関で研修をさせていただきました。その際の受講者のみなさんからのご感想が届きましたので、いくつかご紹介したいと思います。研修の内容に関しての感想や、学びや気づきについての共有もたくさんいただいていますが、中には講師としてのメーカー亜希子についてのご感想をくださる方もあります。嬉しい言葉のギフト。

  • 講師の、柔らか、かつ、パワフルなファシリテーションが、とても良かったです。あまり、アメリカンな雰囲気がなくて、とても心地よかったです。
  • 講師の先生は関西弁で親しみやすく、たいへん分かりやすい講義でした。
  • あたたかな雰囲気、インクルージョンの雰囲気。研修のテーマを、研修の雰囲気からも実感しました。
  • 講師の方が、日常の中で異文化体験を重ねている具体例がわかりやすく、また、説得力がありました。講師の方の態度が非常にオープンで、嫌みがなく、自然に話に入っていくことができました。講師として、自分自身の社会的な立場だけでなく、存在として、対面した参加者に向き合える方だなと、人間的な強さを感じました。
  • 講師のメーカー先生が場の空気を大切にされ、参加者に楽しかったと思って帰ってほしい、という思いがとても伝わってきました。あたたかい雰囲気で、参加者主体の研修という意味で、ファシリテーション力についても学ばせてもらうことができました。
  • メーカー亜希子さんのような話し方、立ち振る舞いをする人に出会ったのは初めてでした。こういう人のことを異文化感受性が高いというのかと衝撃的でした。

念願の(懸案の?)日本語情報

2018年3月23日 § コメントする

一昨年あたりから、少しずつ日本国内でのお仕事をいただくようになり、たくさんの方から

「日本語での情報はどこにありますか?」

というお声(課題)をいただいていました。

 

ひとつ目の懸案は、弊社の情報がない!という件。

インターカルチュラリストという会社をアメリカのミネソタ州で登記して経営していすが、創立以来、ほぼアメリカ国内のクライアントと仕事をしてきました。そのため、会社ホームページはずっと英語のみ。これでは、日本のみなさんにはなかなか親しみを持っていただけませんよね・・・。

もうひとつの懸案は、異文化感受性に関するリソースがない!という件。

IDC in Japanese

「何かいい本を紹介してください」

と言われることも少なからずあります。が・・・。ない。というのが現実。日本語で書かれたもので、

読みやすいもの(研究論文ではないもの)となれば、残念ながら私の個人ブログしかありません。と、お答えするしかないのが現状です。

異文化感受性という言葉自体が、普段使う日本語の語彙にありませんものね。

 

と、いうことで。

このふたつの懸案、どうにかしなあかんやろ。と、今年は腹をくくりました。まず、弊社のホームページのデザインを一掃することにしたのを機に、念願の日本語ページをつくることとしました。現在のところはまだまだ少ない情報量ですが、これからも少しずつ追加していく予定です。基本的な情報をまずアップしましたので、どうぞ見てやってくださいまし。

http://www.interculturalist.com/japanese/

 

異文化感受性に関してのリソースについては・・・、もう少し時間はかかりますが、

本にします!hand-laptop-notebook-typing.jpg

 

(あー、ゆうてもたでー。)

現時点では、全体の構成と、冒頭部分ワード文書5ページ分しか書けていませんが、ちょっとがんばって書いてみます。

ときどき、

「がんばってる~?」「書いてる~?」

と、応援がてら訊いていただければ励みになります。よろしくお願いします。

 

書き終わったら早くリソースとしてアクセスしていただけるようにしたいので、自主出版でもさくっと出すつもりですが、日本の出版社から出せるかもよ~、紹介してあげるよ~、という方がもしいらっしゃれば、お力添えをいただければ光栄です。

 

 

オーケストラの内と外のダイバーシティ ~「歓迎する」の妙~

2017年11月6日 § コメントする

セントポール室内管弦楽団に、研修&コンサルティングに入っています。

え?異文化感受性とオーケストラに何の関係があるの?

と、思いますよね。

stained-glass-windows.jpg

これが大アリ!

異文化感受性を育てることで、オーケストラのパフォーマンスをUPする!

・・・そんな取り組みなのです。

 

オーケストラと言っても、ただステージに立って楽器を奏でることだけが仕事ではありません。舞台裏にはたくさんの仕事があるんですよ。オーケストラの内なる多様性・・・。例えば、オーケストラという組織には、どんな役割の人たちがいるのでしょうか?

 

ミュージシャン

コンサートの舞台裏スタッフ

組織経営陣

組織スポンサー

個人パトロン(会員)

地域コミュニティのパートナー団体

等々・・・

 

たくさんの役割を、たくさんの人たちが担って、運営されています。オーケストラとは、多様な人材が協働している、とっても複雑な組織なんですね。

 

・・・ということは。

多様な価値観、

多様な専門性、

多様な働き方、

多様な個性、

これでもかーっ!というほどの多様性が存在しています。

ミュージシャンの中をとって見るだけでも、担当楽器により個性があり、ミュージシャン間のヒエラルキー(序列)もあり・・・。

だからこそ、お互いの立場や役割を尊重し合いながら、価値観のすり合わせを行い、よりよりパフォーマンスをお客さんに提供するために、ひとりひとりの高い異文化感受性が求められるわけです。

 

そして、セントポールという街を本拠地とするこのオーケストラ。

地域との豊かなつながりを築いていきたい

という素晴らしいビジョンを持っています。

そのためには、セントポールという土地柄を知る必要がありますね。ミネソタ州の州都であるというだけでなく、移民人口がとても多い居住地域なんですよ。・・・と、いうことは。

多文化コミュニティ。

オーケストラの内側だけでなく、彼らを取り巻く周りのコミュニティにおいても、人と文化の多様化がどんどん進んでいるのですね。

そんな地域コミュニティとの関りを築いていくためには、組織としての異文化感受性が問われます。

「どんなコミュニティの人がコンサートに来ても、歓迎されているな、と感じてもらえるような場をつくりたいの」

と、コミュニティ・マーケティングの担当者は話してくれました。

「例えば、モン族の人が来てくれたときなんかにね」

と。

 

私から彼女に投げ掛けた問いは、

「あなたが歓迎されているな、と感じるのは、どんなとき?」

「モン族の人が歓迎されているな、と感じるのは、どんなとき?」

 

多様性の中においては、「歓迎する」という概念は同じでも、「歓迎の気持ちの表し方」「歓迎の気持ちの受け取り方」は、異なる可能性が高いのです。

私が歓迎されたい方法で、相手を歓迎すれば良い。

という、ゴールデンルールでは、気持ちがすれ違ってしまう・・・下手をすれば誤解を生んでしまうこともあるのですね。

そのことに気が付かなければ、オーケストラの「歓迎したい」という気持ちは相手に受け取ってもらえず、空回りしてしまいます。

 

彼女に出した宿題は、

「歓迎しよう」とする前に、コミュニティの中に出かけていって、「歓迎されて」来てください。

 

さてさて。これからが楽しみです。

 


 

参加者募集中のプログラム(11月~12月 日本開催)

 

 

 

 

 

金融サービスと異文化感受性

2017年10月6日 § コメントする

どんな関係があるの?・・・って、思いますね。

それが大アリなのです。

異文化感受性を育てることで、なんの得があんの??

という質問の返答は、何通りもありますが、その例として、今日は普段のお仕事例をひとつ、ご紹介したいと思います。

IDC in Japanese

今週は、ある金融サービス業界のフォーチュン500企業に、お仕事に伺っていました。目玉は、異文化感受性アセスメント(IDI)認定セミナーを実施したこと。

以前もこのブログに書きましたが、私は自分自身がIDI認定アドミニストレーターであるだけでなく、新しいアドミニストレーターをトレーニングし、認定する役割も担っています。そのIDI認定セミナーには、2通りの開催ルートがあります。ひとつは、誰でも参加申し込みのできる

「パブリック認定セミナー」

そして、もうひとつは、一つの組織が自組織内で20名以上の参加者を持つ場合に開催をリクエストできる、

「プライベート認定セミナー」

です。今回の金融サービス企業は、この「プライベート認定セミナー」を開催したわけです。

 

プライベート認定セミナーの数は多くはありませんが、私は独特の面白さがあり大好きです。何が面白いのだと思いますか?

 

それは、参加者全員がひとつの組織に属しているため、

異文化感受性を育てよう!という取り組みが、その組織の経営戦略に密着している

からです。

 

今回のクライアントの場合、3年前からいくつかの新しいミッションを掲げ、CEOを含めるトップ経営陣が先頭に立って、精力的に組織変革をおこなってきています。ミッションを3つほどご紹介しましょう。

 

1.才能を多様化する。

同じような知識やスキルを持った人材ばかりを採用するのではなく、様々な文化的バックグラウンドや様々な才能を持った人材を採用し、活用できる組織となるということです。ちなみに、

異文化感受性の低い採用チームは、多様な人材を採用する力が低い

ということが、すでに調査でわかっています。(ひゃぁ~、えらいこっちゃ、でしょ?)

 

2.顧客層を多様化する。

この企業は、創業以来つい近年まで、ある特定のグループに属する顧客を対象として、非常に特化した金融サービスを提供してきました。ここにきて、企業の社会的責任として、そしてそもそも企業としての存続のため、対象とする顧客を拡大する必要が出てきたのですね。

異文化感受性の発達が不十分な人材は、多様な顧客層・顧客タイプに対しての営業力が低い

ということも、わかっています。(ひゃぁぁぁ~~~。)

 

3.インクルージョンの組織文化を育てる。

多様な人材を採用・活用し、多様な顧客を獲得していくためには、組織文化(組織の経営方針や構成等の様々な要素を含む)がインクルーシブである必要があります。多様な人材が自分らしく働ける、すなわち、自分のアイデンティティを尊重されながら、自分の才能を伸ばし、組織のパフォーマンスに貢献できる、そのための土壌を持っていなければならないのですね。

異文化感受性の高い人材は、多様な同僚たちと良い関係性を構築することができ、

異文化感受性の高いマネジャーは、部下により強い信頼感を与えることができる、

ということも、わかっています。(すごいでしょ~~~?)

 

今週のプライベート認定セミナーを経て、自社内に23名のIDI認定アドミニストレーターを擁することになった、このクライアント企業。これからのさらなる組織変容が楽しみです。

 

異文化感受性開発とか、ダイバーシティ(多様性)とか、うちの会社には関係ないよね。

と、感じている経営者も多いものですが、組織の将来性生産性、そしてどんな業界においても、そのパフォーマンスに、大きな影響を与えているんですね。

 

あなたの組織の異文化感受性、育てませんか?ご相談ください。

 

 

現在お申し込み受付中のプログラム

 

~あなたの中にすでにある「内なる多様性」の声を聴く力~
ココロインテリジェンスを育む勉強会(ミニミー編) 12月12日(火)

リフレッシュ&リチャージ!異文化感受性を育てる2Dayワークショップ 12月8~9日(金・土)

涙あり、笑いあり、愛に溢れた真剣勝負。 そんな2日間。

2017年8月29日 § コメントする

避暑地と言ってもよいミネソタの美しい夏・・・。

なぜよりによって、その良い季節にミネソタを2週間も留守にして、日本へ行ってしまったのか・・・。

何度も自問自答しましたよ。

お仕事のお声がけをいただいたら、そりゃあ参りますとも。参りますけれどもね。

でもね、こっそりお願いします。できれば今後のお仕事は日本の真夏を避けてご依頼いただけましたら、この上なき幸せにございます。(ほんまにね、ミネソタの気候に慣れた身には、体に堪えました。)

とか、なんとか、言いながらも、思いっきり楽しんだ2週間でしたよ。大きなイベントのひとつは、

北鎌倉2Dayリトリート ~わたしを生きる・わたしを活かす~

 

最高のメンバーに恵まれ、意義深い時間を過ごしました。

集合写真

日本でリトリートを開催するなんて、私にとって初めての試み。

やりましょう!と二つ返事でタグを組んでくれたのは、青木理恵さん。会って顔を合わせたのは、リトリートの場が初めて!とは思えないパートナーシップだったと思います。

理恵さんはこんな人⇓

青木理恵
幸せの体質作り『りえずむ塾』主宰。国際コーチ連盟(ICF)認定プロフェッショナルコーチ。セラピスト。
riezumujyuku.com 

そしてそして、こちらもまたまた今年2月に初めて会ったとは思えない、旧友のような藤沢由美子さん。理恵さんと共に、一緒にやるわよぉ~と、腕まくりしてくれた由美さんでした。

由美さんはこんな人⇓

藤沢由美子
イスラエル発のクリエイティブツール-Points of You® Japan チーフディレクター。精神保健福祉士。国際コーチ連盟(ICF)認定アソシエートコーチ。 ameblo.jp/yyumicoach-pointsofyou

いや、ほんまにね、このお2人とのチームワークがなかったら、実現しなかったリトリート。企画段階から、準備段階、最終調整のあれやこれや、あれやこれや・・・本当に一緒によくがんばりました。

理恵さん、由美さん、ありがとう!Love you both!

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