涙あり、笑いあり、愛に溢れた真剣勝負。 そんな2日間。

2017年8月29日 § コメントする

避暑地と言ってもよいミネソタの美しい夏・・・。

なぜよりによって、その良い季節にミネソタを2週間も留守にして、日本へ行ってしまったのか・・・。

何度も自問自答しましたよ。

お仕事のお声がけをいただいたら、そりゃあ参りますとも。参りますけれどもね。

でもね、こっそりお願いします。できれば今後のお仕事は日本の真夏を避けてご依頼いただけましたら、この上なき幸せにございます。(ほんまにね、ミネソタの気候に慣れた身には、体に堪えました。)

とか、なんとか、言いながらも、思いっきり楽しんだ2週間でしたよ。大きなイベントのひとつは、

北鎌倉2Dayリトリート ~わたしを生きる・わたしを活かす~

 

最高のメンバーに恵まれ、意義深い時間を過ごしました。

集合写真

日本でリトリートを開催するなんて、私にとって初めての試み。

やりましょう!と二つ返事でタグを組んでくれたのは、青木理恵さん。会って顔を合わせたのは、リトリートの場が初めて!とは思えないパートナーシップだったと思います。

理恵さんはこんな人⇓

青木理恵
幸せの体質作り『りえずむ塾』主宰。国際コーチ連盟(ICF)認定プロフェッショナルコーチ。セラピスト。
riezumujyuku.com 

そしてそして、こちらもまたまた今年2月に初めて会ったとは思えない、旧友のような藤沢由美子さん。理恵さんと共に、一緒にやるわよぉ~と、腕まくりしてくれた由美さんでした。

由美さんはこんな人⇓

藤沢由美子
イスラエル発のクリエイティブツール-Points of You® Japan チーフディレクター。精神保健福祉士。国際コーチ連盟(ICF)認定アソシエートコーチ。 ameblo.jp/yyumicoach-pointsofyou

いや、ほんまにね、このお2人とのチームワークがなかったら、実現しなかったリトリート。企画段階から、準備段階、最終調整のあれやこれや、あれやこれや・・・本当に一緒によくがんばりました。

理恵さん、由美さん、ありがとう!Love you both!

夏の北鎌倉リトリートは、プロコーチOnlyではありませんよ~♡

2017年6月23日 § コメントする

どんどん詳細が決定して、スペシャル感が増しているこの夏のリトリート

お申し込みも順調に入ってきています。

飛び石

お問い合わせをいただいた中から、2点ほど「きちんとお伝えしなくっちゃ~~!」と気が付いたことがあったので、ここでお答えします。

まず!第一に、

今回のリトリートは、プロコーチOnlyではありませ~ん

 

私が連日ブログなどでコーチング、コーチングと言うので、誤解を生んでしまっていたかもしれません!

この夏のリトリートは、「女性向け」という設定はしましたが、職業等は問いません。

私自身がコーチをしているため、コーチングの話が多くなっていますが、リトリートの内容は、コーチに特化したものではありません。

コーチの方にはコーチングに役立つお話をしますし、コーチではない方にもそれぞれご自身の生活やお仕事、未来設計に役立てていただけるようお話しますので、大丈夫ですよ!

そして第二に!

リトリート、怖くないですよ~。

 

2日間も何するんだろう?

リトリートって、そもそも何なの?

なんていう不安な気持ちになっている方もあるかも・・・?

今回のリトリートは、

 

自分自身を見つめるための新しい視点を増やしたり、

これまで持っていなかった角度から私たちの住む社会のことを考えたり、

 

刺激的なことも学びながら、それでいて、

 

ゆっくりとココロと向き合ったり、

おいしいお菓子で休憩をしたり、

外のきれいな空気をいっぱい吸い込んだり、

 

リラックス、リフレッシュも、大切にしています。

そうだ、リトリートでご一緒する私のことも、もう少し知っていただくのも良いですね。

次回は、これまでに開いたいろいろなワークショップやセミナーに参加してくださった方の、ご感想なんかもご紹介しようかと思います。お楽しみに!

 

 

 

誰のために、何のために、研究するのか?研究デザインのこと

2017年6月21日 § コメントする

「異文化感受性」⇔「コーチング・コンピテンス」

という相関関係や因果関係を量的研究をとおしてに証明できれば良いですが、今回の研究では、私はその選択をしませんでした。

理由は主に2つ。

表の理由は、

研究が未開発なテーマなので、まず足固めとなる質的研究が必要である、と考えたこと。

裏の理由は、

プラクティショナーにとって説得力をもって実感できる情報を提供したかった、ということ。

これは、私自身が、

コーチングの実践者としての立場から見た場合も、

異文化感受性トレーナーの立場から見た場合も、

統計学的にどうこう言うよりも、ナラティブを取る方が現場の実践者にとって説得力がある、と予測したからです。

今回の私の研究デザインは、量的データも活用しながら、質的データの分析に重点をおいています。

blog

私の研究でわかったことを、コーチのみなさんが、ご自身の日々の仕事の中に当てはめてみたとき、

「あぁ。なるほど。わかるわかる!」

と、イメージしてもらい、プロコーチとしての異文化感受性開発の重要性を感じてもらえなければ、私の何年越し?(初めて日本のコーチに異文化感受性を紹介した・・・しようとした・・・のは2004年頃?のことだったので、もうそろそろ13年越し?)の取り組みは、伝わらないのです。

コーチには、高い異文化感受性が必要である。

私のメッセージの出発点はここです。

先日の「コーチ自身の異文化感受性は、コーチングに影響を与えるのか?」はこちらから。

コーチ自身の異文化感受性は、コーチングに影響を与えるのか?

2017年6月18日 § 1件のコメント

このテーマに焦点を当てた学術的な研究は、これまでありませんでした。私の博士論文研究が、世界で第一号です。

IDC in Japanese

研究を通してわかったこと、一番手短にご報告します。いいですか~。言いますよ~。

その①:

経験豊かなコーチ、尊敬されているコーチ、MCCを持っているコーチ・・・が、必ずしも高い異文化感受性を持っているわけではない。

驚きましたか?どうでしょうか?

その②:

異文化感受性の未発達なコーチには、コーチングをする上で決定的な盲点がある。(しかも、いくつもある。)

どうでしょうか?しかも、それらの盲点に、本人はほとんど気が付かない、気が付けない、としたら・・・?

こんなようなことについて研究をして、先日無事に博士号を取得することができました。たくさんの方々からの応援を励みにし、たくさんの世界中のコーチのみなさんに調査に参加していただいて、ようやく成り立った研究ですので、このブログでもこれから少しずつわかったことを報告し、還元していきたいと思います。

様々な(すべての)職業に当てはまることでもあるのですが、特にプロのコーチのみなさんには、ぜひご興味を持っていただければ嬉しく思います。

続きはまた後日。

 

【勉強会】コーチング研究最前線 『異文化感受性がコーチング・コア・コンピテンシーとなる日』

2016年4月25日 § コメントする

多様性社会を生きる力「異文化感受性」の研究を始めて、もうすぐ20年が経ちます(早っ、笑)。

 

ここ数年は特に、プロコーチの異文化感受性について研究しています。私自身コーチとして仕事をしていますので、コーチングの実践者としての視点と、異文化感受性研究者としての視点との両方を持って取り組んでいます。自分で言うのもなんですが(笑)、世界のコーチング研究の最前線のお話です。

 

コーチをはじめ、様々なプロフェッショナルにとって、なぜ異文化感受性を育てることが大切なのか

 

という話、聞きたい!という方、いらっしゃいますか。

adults & youth around earth

私はアメリカ在住ですので、アメリカ国内で、レクチャーをしたり、ワークショップをしたり、ということを普段はしています。アメリカ国内外のコーチコミュニティーの中でも、異文化感受性に関心を持つ方が増えてきました。それにともなって、昨年あたりから特に、世界中のコーチの方々とお話する機会がどんどん増えています。ICF(国際コーチ連盟)のオンラインセミナーに呼んでいただいてお話したことなどもありますが、なにがもどかしいってね、

 

英語での実施では日本のみなさんに情報がなかなか届かないんです!

 

日本語で、オンラインで、ナレッジ共有をする機会をつくれば、ご興味ありますか?

コーチとして仕事をしておられる方はもちろん、それ以外の方も歓迎します。

 

各回60分で、2回にわけて、段階的にお話しようかと思っています。

5月の金曜日の朝(6:30~7:30)、お仕事前の清々しい時間帯に、いかがでしょうか。

 

2回シリーズの初回を5月20日(金)に設定したいと思います。まずは、異文化感受性ってなに?という基本の問いを押さえるために、異文化感受性発達理論の基礎からお話します。

 

2回目は27日(金)を予定しています。

 

2回目の会ではいよいよ、コーチの異文化感受性の発達レベルが、コーチングにどのような影響を与えるのか、ということについてお話したいと思います。私自身の研究から得た所見をふんだんにご紹介したいと思っています。みなさんからの質問も受け付け、より踏み込んだディスカッションをしたいと思います。

 

参加費は、回毎に3500円とします。

 

以前に私のセミナーなどに参加くださった方で、異文化感受性発達理論の基礎をすでに理解されている場合は、2回目(5月27日)のみのご参加でもかまいません。

 

お支払い方法は、銀行振り込みです。お申込みいただいた方に、振り込み先をお知らせいたします。一回ずつ(3500円)のお振込みでもかまいませんし、二回分(7000円)まとめてお振り込みいただいてもかまいません。(ただし、一度お振り込みいただいた後の返金はご容赦ください。)

 

勉強会の実施方法については、お申込みの人数により、スカイプ、もしくは電話会議システムを使用します。

 

【勉強会】コーチング研究最前線 『異文化感受性がコーチング・コア・コンピテンシーとなる日』

〈一回目〉 5月20日(金)午前6:30~7:30 『異文化感受性発達理論の基礎』

〈二回目〉 5月27日(金)午前6:30~7:30 『コーチをはじめ、様々なプロフェッショナルにとって、なぜ異文化感受性を育てることが大切なのか』

 

参加ご希望の方は、akiko@interculturalist.com まで、下記の5つの項目をメールにてご連絡ください。メールのタイトルに、「コーチング研究最前線・参加申し込み」とご記入いただければ幸いです。

 

① 氏名(フルネーム):

② ご職業:

③ 電話番号(システムトラブル時、緊急時にのみ使用します):

④ スカイプ名:

⑤ 参加希望の回:

 

お申込みをお待ちしていますね。

 

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